エコプロOnline 2020ほか、SDGs Week Online の展示会で、主催者セミナーのうちのひとつ「ジャパンモデルで挑む海洋プラスチックごみ対策 ~企業アライアンスが生み出す新たなイノベーション~」を視聴しました。
日本製紙、ライオン、花王が登壇しましたが、中でも、競合しているライオンと花王が協働してリサイクル実証実験を開始した取り組みについて、かなり詳細に話がされ、興味深く聞きました。 12月25日(金)までアーカイブ公開中です。 https://sdgs.nikkeineon.jp/talks 実際にやろうとして、どんな困難があったか? ライオン 花王からライオンに持ち掛けがあった。びっくりした。期待感はあった。花王から本音を聞いた。花王から、ぜひ一緒にやりたい。自社だけでなく、業界あげて協力したい、と話があり、やろうということになった。 花王 課題も多いしむずかしい。企業文化も、技術の領域も違う、本当にやっていけるか、違うからこそシナジーがでるかもしれない。 流通、包装業界などの反応は? ライオン できるの?無理だよね。でも比較的協力的。ビジョンが共有できればやれる。 花王 本気度が周囲に伝わった。流通、包装業界も加わってくれた。 消費者啓発はどうしていくのか? ライオン イトーヨーカ堂の協力で、回収実験をしている。洗って持ってきてください、と言っている。洗い方、継続できるか、など課題。 イトーヨーカ堂からのアドバイス ライオン 他の回収と一緒に並べてみよう。 「ジャパンモデルで挑む海洋プラスチックごみ対策 ~企業アライアンスが生み出す新たなイノベーション~」 11/25(水) 13:30 〜 15:20 登壇者 柳田 康一 氏 クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス事務局 技術統括 野田 貴治 氏 日本製紙 パッケージング・コミュニケーションセンター 技術調査役 長谷川 貴通 氏 ライオン 生産技術研究本部 管理部長 南部 博美 氏 花王 リサイクル科学研究センター センター長 兼 マテリアルサイエンス研究所 副所長 花王・ライオンが協働してリサイクル実証実験を開始 イトーヨーカドー曳舟店にて使用済みつめかえパックの店頭回収をスタート https://www.lion.co.jp/ja/company/press/2020/3308 ライオン小和田氏、シンポジウムで水平リサイクルへの決意語る https://www.syogyo.jp/news/2020/11/post_029304 花王とライオン、競合関係を超えてプラを共同で回収 https://www.alterna.co.jp/32951/ 花王・ライオン 異例の連携 容器リサイクルで技術開発 中国廃プラ規制契機に https://www.nikkei.com/article/DGKKZO63712390Q0A910C2TJ2000 プラスチック包装容器資源循環の推進に向けて花王とライオンがリサイクリエーション活動の協働を開始~フィルム容器リサイクルの社会実装をめざして~ https://www.kao.com/jp/corporate/news/sustainability/2020/20200910-002/
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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