特許情報フェアのフォーラム2パネルディスカッション「企業価値創造へ向けて知財をどう活用するか~企業価値(コア価値)を支えるIPランドスケープ」では、下記のプレゼンが行われ、討論がおこなわれました。
https://pifc.jp/ パネリスト、ファシリテーター紹介 3分まで 旭化成株式会社 中村 栄氏 12分まで ナブテスコ株式会社 井上 博之氏 32分40秒まで KDDI株式会社 川名 弘志氏 39分まで パナソニックIPマネジメント株式会社 足立 和泰氏 44分まで 富士通株式会社 和泉 恭子氏 51分まで 味の素株式会社 上野 洋和氏 56分まで 討論 56分から90分まで この中で行われたナブテスコ株式会社 技術本部 知的財産部長 井上 博之氏の事例発表は、進化し続けるナブテスコの知財活動に関する報告でした。 1.会社紹介 2.ナブテスコの知財・無形資産の投資・活用戦略 3.ナブテスコでのIPランドスケープ活用例 4. ~知財ガバナンス時代におけるナブテスコ知的財産部のあり方~ ・たった14名でここまでやっている、すごいなあと、いつも感心させられます。 ・会社の長期ビジョンが「未来の“欲しい”に挑戦し続けるイノベーションリーダー」であり、KPIとして、全技術者に対する発明を生んだ人数の割合を入れているところも素晴らしい。 ・ナブテスコのコア価値=知財ガバナンス関係で「知財・無形資産」と称されるものと同義 ・各カンパニーの中期計画に基づき、カンパニーコア価値を、営業、技術、製造、サービスにおいて、現在のコア価値と未来のコア価値を設定し、獲得・強化するための知財戦略を策定している。 ・知財戦略は、IPランドスケープ、知財創造活動・オープンイノベーション、先行的な知財網構築、競合などの知財力分析、知財クリアランス、模倣品排除、ライセンス・係争・訴訟対応、コア技術情報管理、技術契約戦略、ブランド商標戦略 ・当社の知財・無形資産投資・活用戦略 ・執行・監督体制:全社知財戦略審議、カンパニー知財戦略審議、知的財産強化委員会 ・知的財産部体制:ワンストップで対応 IPLの専任チームを設けない 市場や事業を理解したうえで戦略提案や議論するためにカンパニ が持つ肌感覚(暗黙知)と信頼獲得が重要 ・IPランドスケープを活用例 ・知財ガバナンス時代におけるナブテスコ知的財産部のあり方 https://visitor.pifc.sonomama-series.com/top?screen=stage_program ◆フォーラム2パネルディスカッション 企業価値創造へ向けて知財をどう活用するか 〜企業価値(コア価値)を支えるIPランドスケープ (ファシリテーター) IPランドスケープ推進協議会 代表幹事 /旭化成株式会社 研究・開発本部 理事 知的財産部長 シニアフェロー 中村 栄氏 (パネラー) IPランドスケープ推進協議会 代表幹事 /KDDI株式会社 知的財産室長 弁理士/株式会社ソラコム 社外取締役 川名 弘志氏 パナソニックIPマネジメント株式会社 代表取締役社長 足立 和泰氏 富士通株式会社 法務・知財・内部統制推進本部 知財グローバルヘッドオフィス長 和泉 恭子氏 味の素株式会社 知的財産部 企画戦略グループ マネージャー 上野 洋和氏 (事例発表) IPランドスケープ推進協議会 幹事/ナブテスコ株式会社 技術本部 知的財産部長 弁理士 井上 博之氏 無形資産の中核をなす知的財産において、企業の知的財産部門は企業経営や企業収益に対していかに貢献していくか、取り組んでいます。しかし、その取り組み方はワンウエイではありません。その規模、組織、文化、事業分野、戦略、そして保有する知財や人材の状況によって自ら構築、実践をしていかねばなりません。本セッションでは、その取り組みのひとつとして、「IPランドスケープ」を取り上げます。また、2020年12月に設立され、我が国の有力企業38社(2021年11月30日現在)が加盟する「IP ランドスケープ推進協議会についても紹介します。 2021年12月16日 ナブテスコにおける知財・無形資産の投資・活用戦略 2021年 9月 8日 ナブテスコのイノベーションリーダーへの変貌を促す知財ガバナンスへの挑戦 2021年 1月20日 H2Hセミナー「ナブテスコ知財経営戦略の伝承と深化~」 2021年 1月17日 前任と新任者が語る、ナブテスコ知財経営戦略の伝承と深化 2020年12月 5日 ナブテスコのIPランドスケープ
0 Comments
Leave a Reply. |
著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
カテゴリー |