10月26日に開催された「知財投資・活用戦略の有効な開示及びガバナンスに関する検討会(第6回)」の事務局説明資料(内閣府知的財産戦略推進事務局)では、「本日議論をしていただきたいこと」として、
(1)知財専門調査会社等の活用の在り方について 知財・無形資産の投資・活用促進メカニズムを活性化させるために、知財専門調査会社等はどのような役割が期待されるか? 知財専門調査会社等による分析・評価は、投資家・金融機関、企業によって、どのように活用されることが期待されるか? 企業がどのような開示を行えば、知財専門調査会社等の活用が進むことが期待されるか? など (2)スタートアップのイノベーション機能の活用の在り方について 大企業が知財・無形資産の投資・活用を進める上で、スタートアップ企業のイノベーション機能をどのように効果的に活用すべきか?その際、どのような課題があるか? 大企業とスタートアップとの効果的な連携を進めるためには、大企業にはどのような開示や社内のガバナンスが求められるか?また、投資家・金融機関にはどのような役割が期待されるか? など (3)幅広い知財・無形資産に係る投資・活用戦略の構築・実行の在り方について 企業の強みとなる知財・無形資産として、技術や特許以外にどのようなものが考えられるか? 幅広い知財・無形資産について、その投資・活用戦略の構築、ガバナンス、開示を行うにあたり、どのような課題があるか?(例えば、ブランド、顧客基盤、サプライチェーン等の知財・無形資産の維持・強化に向けた投資としてどのような項目を認識すべきか?) など (4)知財・無形資産の投資・活用に関する指標の在り方について【前回に引き続き】 投資家・金融機関側から見て、企業が強みのある知財・無形資産を価値創造やキャッシュフローにつなげていくビジネスモデルを説得的に説明する上で、どのような指標を用いることが期待されるか? 投資家・金融機関が特に開示を望む優先度の高い指標はあるか? 取締役会における監督において、指標はどのように用いられるべきか? 業種やビジネスモデルによって用いるべき指標はどのように違ってくるか? など があげられています。 第7回(11月9日)には、間接金融(地域金融機関)、VCからの視点の報告などを踏まえ、知財投資・活用に関する指標の在り方やガイドライン案に向けた議論がおこなわれるものと思います。 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/tousi_kentokai/dai6/siryou3.pdf 知財投資・活用戦略の有効な開示及びガバナンスに関する検討会(第7回)の開催について 令和3年11月5日(金) 内閣府 知的財産戦略推進事務局 日 時 :令和3年11月9日(火)16:00~18:00 開催形式 :WEB形式 次第(案) (1)プレゼンテーション1(きらぼしコンサルティング株式会社 強瀬様) (2)プレゼンテーション2(Spiber株式会社 関山様) (3)事務局説明 (4)質疑応答・議論 【本件に関する連絡先】 内閣府 知的財産戦略推進事務局 担当者: 牧野、恒成 T E L : 03-3581-1854(代表) https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/tousi_kentokai/dai7/kaisai.html
0 Comments
Leave a Reply. |
著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
カテゴリー |