2022年3月17日にオンライン会議形式で行われた「三極知財・環境問題シンポジウム~カーボンニュートラル達成に向けた特許制度の貢献~」(日本国特許庁(JPO)主催、欧州特許庁(EPO)及び米国特許商標庁(USPTO)との共催)のアーカイブ動画が3月31日から公開されています。
本シンポジウムでは、カーボンニュートラル社会の実現に向け、特許制度を戦略的に活用してカーボンニュートラル技術が開発・普及された事例が紹介され、知財のカーボンニュートラル達成への貢献について議論されました。 しっかりした同時通訳で日本語で視聴できますし、英語で行われたので英語版も公開されています。 三極知財・環境問題シンポジウム(全体版) https://www.youtube.com/watch?v=9NCbtxOTBR8 Trilateral Symposium on IP & Environmental Issues (Full Symposium) https://www.youtube.com/watch?v=__NmA3QtWus トピック1(日本の事例) 株式会社ユーグレナの社長・創業者である出雲充氏。ミドリムシ(ユーグレナ)を用いた次世代再生可能ディーゼルバイオ燃料が紹介、基礎特許を単独で取得した上で共同研究を実施する知財戦略。 https://www.jpo.go.jp/news/kokusai/seminar/document/ip_and_environment/euglena-text.pdf トピック2(欧州の事例) オーカンエナジー社のCTO・共同創業者であるアンドレアス・シュスター氏。廃熱利用発電プラントを販売する上で、170件の特許からなる知財ポートフォリオが鍵になった。こ資金調達、パートナーとの交渉、国際的な事業展開において、特許が果たす重要な役割。 https://www.jpo.go.jp/news/kokusai/seminar/document/ip_and_environment/orcan-text.pdf トピック3(米国の事例) 米ノケロ社のCEO・創業者であるスティーブ・カトサロス氏。低コストかつ低環境負荷の太陽光発電LEDの紹介、特許と意匠の両方で製品を保護する知財戦略。 https://www.jpo.go.jp/news/kokusai/seminar/document/ip_and_environment/nokero-text.pdf 三極知財・環境問題シンポジウムの結果について 2022年3月31日 https://www.jpo.go.jp/news/kokusai/nichibeiou/symposium-20220317.html
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著者萬秀憲 アーカイブ
April 2023
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