気候変動問題に関するイギリスの独立系シンクタンク、インフルエンスマップの格付けで、トヨタは、パリ協定と整合性のある政策に対する企業の立ち位置の評価で「D-」で最下位、
日本自動車工業会は、業界団体として「E-」で最下位、となっており、「パリ協定」を“最も守っていない組織”として位置付けられているということです。ちなみに、2030年までに新車販売の半分をEVにすることを掲げるVWは「C-」です。 トヨタのHV(ハイブリッド車)やPHV(プラグイン・ハイブリッド車)の役割を重視するという見解が、国連気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change)の見解と対立している点が大きく影響しているようです。 日本の諸事情をみれば『すべてを電気自動車にすればいいんだ』という議論が誤りであることは明らかですが、国際的には通用していないようです。優れた技術が埋もれないように、戦略的にHV推進のためロビー活動をするトヨタ、日本自動車工業会にはより一層頑張っていただきたいと思います。 気候変動政策への対応「トヨタ最下位」評価のなぜ 2021/10/09 https://toyokeizai.net/articles/-/461144
0 Comments
Leave a Reply. |
著者萬秀憲 アーカイブ
April 2024
カテゴリー |