先日(7月9日)の本ブログで、知財投資・活用戦略の有効な開示及び ガバナンスに関する検討会が再開されたことについて触れましたが、
そのときに報告された、事務局説明資料(2)では、知財・無形資産の投資・活用戦略の開示及びガバナンスに関する取組事例集として、9企業の取組事例が紹介されています。(旭化成、味の素、伊藤忠商事、オムロン、キリンHD、東京海上HD、ナブテスコ、日立製作所、丸井グループ) 5つのプリンシプル(原則)、知財・無形資産の投資・活用のための7つのアクションに関連していることが示されており、参考になります。 https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/tousi_kentokai/dai11/siryou6.pdf 原則1「価格決定力」「ゲームチェンジ」につなげる 原則2「費用」でなく「資産」の形成と捉える 原則3「ロジック/ストーリー」として開示・発信 原則4全社横断的体制整備と「ガバナンス構築」 原則5「中長期視点での投資」を評価・支援 アク1現状の姿の把握 アク2重要課題の特定と戦略の位置づけ明確化 アク3価値創造ストーリーの構築 アク4投資や資源配分の戦略の構築 アク5戦略の構築・実行体制とガバナンス構築 アク6投資・活用戦略の開示・発信 アク7投資家等との対話を通じた戦略の錬磨
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著者萬秀憲 アーカイブ
June 2023
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