10月4日付けで、「発明ヒアリングでやっていること」という森田 裕弁理士の記事がアップされています。
「発明者が考える発明を記載した書面である発明提案書から、より特許保護に適した発明を抽出する」ために、ヒアリング前の検討、ヒアリングと進めるやり方がしっかり書かれていて、参考になります。 ヒアリング終了時のゴールが書かれていますが、発明者のレベル、発明の内容によっては、そんなにうまくいかない方が多い感じがします。 発明ヒアリングでやっていること 森田 裕弁理士 2022.10.04 https://chizai-jj-lab.com/2022/10/04/1004/ 第1段階(S1):本件発明を記した書面から発明を把握、書面のみから生じる不明点や疑問点を抽出 第2段階(S2):その分野での最近の特許事例の把握と、必要に応じて権利化の型の更新 第3段階(S3):有用な権利の型の特定と当該型への発明の適合性の検討 第4段階(S4):有用な権利化の型の再設定と当該型への発明の適合性を確保するための追加の実験データ要否の検討 ヒアリング終了時には、(G1)出願時および優先権主張出願時のデータセットがどのようなものとするかの予定を共有し、(G2)目指せる権利範囲の大枠について共通理解を得て、(G3)保護したい範囲との整合性についても共有理解を得ていることが目標となる。
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著者萬秀憲 アーカイブ
April 2024
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