「nano tech 2023」にて2月3日に行われたNEDOセミナー「発展・拡張する”CN”Fの世界 ~セルロースナノファイバーの社会実装を進める先駆者たちの戦略~」のアーカイブ動画(約44分)がYouTube NEDO Channelで公開されています。
セルロースナノファイバー(CNF)は、木材等をこまかくほぐして取り出したナノサイズの繊維で、バイオマス由来の高性能素材です。軽量・高強度等の特性から、幅広い分野で活用され、植物由来であることから、カーボンニュートラル(CN) の一端を担うことができる材料として、期待されている素材です。 日本製紙、王子ホールディング、東京大学、京都大学といったこの分野を牽引している企業、大学等出ていませんが、花王、スギノマシン、大王製紙、パナソニックの発表と、経済産業省時代からCNF実用化を推進されてきた渡邉政嘉氏(ナノセルロースジャパンCNF塾長(京都大学 特任教授・学外連携フェロー、愛媛大学 紙産業イノベーションセンター客員教授)のコメントにより、セルロースナノファイバーの社会実装の現状と課題がよくわかります。 YouTube NEDO Channel https://www.youtube.com/@nedo_channel/featured 発展・拡張する”CN”Fの世界 ~セルロースナノファイバーの社会実装を進める先駆者たちの戦略~(「nano tech 2023」にて2023/2/3開催のNEDOセミナー) https://www.youtube.com/watch?v=ROlf2KSXCFM&t=106s 日時 2023年 2月3日(金) 13時30分~14時15分 会場 東2ホール シーズ&ニーズセミナーB【講演概要】 セルロースナノファイバー(CNF)は、木材等をこまかくほぐして取り出したナノサイズの繊維で、バイオマス由来の高性能素材です。軽量・高強度等の特性から、幅広い分野で活用され、植物由来であることから、カーボンニュートラル(CN) の一端を担うことができる材料であり、現在NEDOにおいて事業を展開中です。 日本の産業界とアカデミアでは、長年ナノサイズならではの特性を追求する中で、市場や分野毎に要求される最適なサイズ、物性のセルロースを作る技術を獲得してきました。 NEDO・CNF事業プロジェクトリーダーの福岡大学の八尾教授をモデレータに、CNFの特性にいち早く着目し、国の政策や先発企業としてCNF市場を牽引してきた研究者等の有識者をパネリストに迎え、それぞれの立場で、今まさに発展・拡張する ”CN”Fの世界、その社会的価値、事業化における現在地と“CN”Fの未来を見据えて、ディスカッションを実施します。 パネリスト 八尾 滋(モデレーター) CNFプロジェクト プロジェクトリーダー 機能・構造マテリアル研究所 所長 工学部 化学システム工学科 教授 熊本 吉晃 花王株式会社 研究開発部門 テクノケミカル研究所 主席研究員 小倉 孝太 株式会社スギノマシン 経営企画本部 新規開発部 開発プロジェクトグループ アシスタントマネージャー 玉城 道彦 大王製紙株式会社 生産本部 新素材研究開発室 上席執行役員 室長 渡邉 政嘉 ナノセルロースジャパンCNF塾長 京都大学 特任教授・学外連携フェロー 愛媛大学 紙産業イノベーションセンター客員教授 三田 友紀 パナソニックHD株式会社 マニュファクチャリングイノベーション本部 成形技術開発センター 先行成形技術開発部 開発二課 課長代理
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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