企業法務戦士の雑感 ~Season2~5月2日記事「試される知財部。」は、昨年6月の「何度看板を掛け替えれば、 前に進むことができるのだろうか・ ・・。」に続き、昨年のコーポレートガバナンス・コード改訂に対する「懐疑的な目」を向け続けています。
「試される知財部。」(2022年5月2日記事) https://k-houmu-sensi2005.hatenablog.com/entry/2022/05/02/233000 日経新聞5月2日付の朝刊に掲載された『知財・無形資産生かすには』という特集記事について、コメントしています。 「ビジネスモデルに始まり、ブランドから蓄積されたノウハウに至るまで、「無形」の価値を重視して活用すべき、ということについては全く異論はない。」 「大事なのは、「無形資産」を少しでも早く目に見える形で事業化することであって、そこに至るまでの過程は所詮”プロセス”に過ぎないのだから、投資家に対するアピールに過度に血道を上げるような愚は避けるべき」 というところは同感です。 無形資産と知的財産権の関係に関する議論や旭化成の新組織に対する評価などの点は、残念なコメントです。 こういう「懐疑的な目」の方々にも知財・無形資産を経営に生かす活動に参加してもらえるようになることが重要だろうと思っています。
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著者萬秀憲 アーカイブ
September 2023
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