10月17日に行われた東京大学第6回定期株主総会を視聴しました。
東京大学が国立初の大学債「東大債」を今年10月8日に発行し即日完売、研究力強化へ200億円を調達したこと、元内閣府知的財産戦略推進事務局長で、知的財産戦略ビジョンをまとめたほか、経営デザインシートを提案した住田孝之氏(現住友商事株式会社顧問)がパネリストとして登壇されるとのことで、視聴しました。 東京大学FSI債の概要 https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/public-info/for_investors.html 東京大学五神真総長の挨拶や2019事業年度決算報告を聞くと、大学が収益を得る組織体へ変身しつつあるように感じました。 ただ、東大の価値の8割が土地や建物などの有形資産であるという報告で、「大学の無形の価値を未来社会に向けてどのように位置づけるか」という特別座談会を興味深く聞かせていただきました。 10年前には不可能と思われていた「(大学の)無形の価値」を何とか表そうとしていて、それが不可能ではなさそうであり、評価方法の標準化がすすみ、今後急速に価値としての評価が進むだろうという感覚だけはわかりました。 東京大学第6回定期株主総会 開催日時:2020年10月17日(土)13時30分から15時20分まで 開催方法:Zoom(ウェビナー)によるライブ配信 【プログラム詳細】 13:30- 総長挨拶 東京大学総長 五神 真 13:40- 2019事業年度決算報告(オリジナル財務諸表説明を含む) 14:05- 特別座談会「大学の無形の価値を未来社会に向けてどのように位置づけるか」 <パネリスト> 渋澤健氏(コモンズ投信取締役会長) 住田孝之氏(住友商事株式会社顧問) 石井菜穂子(東京大学理事・未来ビジョン研究センター教授) <モデレーター> 坂田一郎(東京大学副学長・未来ビジョン研究センター教授) 14:35- Q&Aセッション(視聴者の皆様から頂いたご質問に、登壇者がお答えいたします。) <登壇者> 渋澤健氏(コモンズ投信取締役会長) 住田孝之氏(住友商事株式会社顧問) 石井菜穂子(東京大学理事・未来ビジョン研究センター教授) 有馬孝尚(東京大学総長特任補佐・新領域創成科学研究科教授) 高橋慎一郎(東京大学史料編纂所教授) <モデレーター> 坂田一郎(東京大学副学長・未来ビジョン研究センター教授) <統合報告書ダウンロードURL(ファイルサイズ:19MB)> https://webfs.adm.u-tokyo.ac.jp/public/yQtEQAHIsM6AZDsB0Zl1rggpDUaPqM0JpXZba-SUnH8R
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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