特許庁では、毎年、特許出願技術動向調査を実施していますが、12月28日、令和5年度調査予定テーマが公表されました。「新市場の創出が期待される分野、国の政策として推進すべき技術分野を中心に、今後の進展が予想される技術テーマを選定」しているとのことです。
世界の特許をキーワード・特許分類で検索し、調査対象テーマの文献集合を抽出し、調査会社の解析者が特許文献を1件ずつ読み込み、ノイズ排除・技術区分付与を行うことにより、精度の高い解析を行っており、市場環境調査、政策動向調査、研究開発動向調査を行っているのが特徴で、有識者委員会からの助言等を踏まえつつ、日本の強み等を分析し、日本の企業・大学等が目指すべき研究開発の方向性を取りまとめていて、一般、機械、化学、電気・電子の4分野に分けて、平成11年度からの調査結果が公開されており、参考になります。 特許出願技術動向調査 https://www.jpo.go.jp/resources/report/gidou-houkoku/tokkyo/index.html#theme 令和5年度調査予定テーマ パッシブZEH・ZEB ドローン 全固体電池 ヘルスケアインフォマティクス 量子計算機関連技術 令和4年度調査テーマは、令和5年4月~5月頃に公表する予定とのこと。 LiDAR スマート物流 ヒト幹細胞関連技術 ミリ波帯のMIMO及びアンテナ技術(5Gへの応用を含む分析) カーボンニュートラルに向けた水素・アンモニア技術(製造から利用まで)
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著者萬秀憲 アーカイブ
April 2024
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