8月19日「すごい知財サービス EXPO 2021」の中で行われた知財カバナンス研究会について(LIVE配信)を視聴しました。(8/19(木)14:00 ~ 14:40 )
今年の6月にコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)が改訂され、企業に知財への投資や活用を促す補充原則(知財投資の取締役会監督と情報開示)が追加された経緯、その意義、実行あるものにするための取り組みなどが熱く語られました。 時間が少なく残念でしたが、9月2日午後3時から、知財ガバナンス™セミナー 「企業を持続的に成長させる知財ガバナンス™戦略とは」が行われます。知財実務オンラインの加島広基さん、押谷昌あんが、従来の取り組みとの違いが一層明確になるように話を引き出してもらえそうです。 また、9月16日には、【H2Hセミナー】「企業の持続的成長をもたらす知財ガバナンス」(2021年9月16日(木)11:00〜12:15)が開かれます。1000人以上が視聴されているという会では、SPEEDA伊藤竜一氏が「知財ガバナンス」の異議をさらに深めてもらえそうです。 知財ガバナンス™セミナー 「企業を持続的に成長させる知財ガバナンス™戦略とは」 https://www.youtube.com/watch?v=YV8hIwWc2XU 今年の6月にコーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)が改訂され、企業に知財への投資や活用を促す補充原則(知財投資の取締役会監督と情報開示)が追加されたことが話題になっておりますが、この度、「知財ガバナンス研究会」とコラボ企画として、「知財ガバナンス™セミナー」を開催する運びとなりました。 本セミナーでは、まず、知財ガバナンス研究会幹事菊地様が、知財ガバナンスの概要と企業の取組み、研究会活動を説明した後、内閣府知財事務局様から知財推進計画2021等における知財投資活用戦略の今後の取組みをご解説され、次に、ナブテスコ様、アールシーコア様から知財ガバナンスに対する取組み事例等をご紹介頂き、最後にSBI証券様から投資家の知財投資や情報開示に対する期待をご説明して頂きながら、パネルディスカッションを行います。 今後、各企業が知財ガバナンスを実行していくために必須の知見や情報が紹介されますので、是非ご視聴ください。 プログラム(講演+パネルディスカッション・質問対応) 15:00-15:05 イントロダクション(司会進行:知財実務オンライン) 15:05-15:35 HRガバナンス・リーダーズ株式会社 菊地 修 「企業の知財ガバナンス™への取り組みと、知財ガバナンス™研究会の役割」 15:35-16:05 内閣府知的財産戦略推進事務局 参事官 川上 敏寛 「企業の競争力強化に向けた知財投資・活用促進について」 16:05-16:35 ナブテスコ知的財産部長 井上 博之 「イノベーションリーダーへの変貌を促す知財ガバナンスへの挑戦」 16:35-17:05 株式会社アールシーコア 社長室 知財企画リーダー 勝間 康裕 「知財情報発信と知財活用によるブランド価値の向上」 17:05-17:35 株式会社SBI証券 金融調査部 波多野 紅美 「投資家の視点から見た、企業の知財ガバナンスへの期待」 17:35-17:40 クロージング ■ 運営 日本橋知的財産総合事務所 代表弁理士 加島 広基 特許業務法人IPX 代表弁理士CEO 押谷 昌宗 【H2Hセミナー】「企業の持続的成長をもたらす知財ガバナンス」(2021年9月16日(木)11:00〜12:15) https://jp.ub-speeda.com/seminar/20210916/ イベント概要 2021年6月、金融庁と東京証券取引所は、企業のサステナビリティを確保するために、コーポレートガバナンス・コードを改訂し、以下の「知財投資に関する補充原則」を追加規定しました。 - 知的財産への投資等について、自社の経営戦略・経営課題との整合性を意識しつつ分かりやすく具体的に情報を開示・提供すること - 取締役会は、知的財産への投資等の重要性に鑑み、これらをはじめとする経営資源の配分や、事業ポートフォリオに関する戦略の実行が、企業の持続的な成長に資するよう、実効的に監督を行うこと これにより各企業の経営層や知的財産部門は、新たな投資サイクルを生む戦略的な知財情報の開示が求められます。また企業の取締役会には、いかなる知財投資を行うかの判断や、投資の執行や成果等について実効的な監督を行うことが求められ、企業の競争力向上や持続的な成長に向けて、知財を核とした新たな経営戦略が始動されていく契機となったことを意味します。 一方で、コーポレートガバナンスの視点を縁遠く感じる知財部門や研究開発部門の方も多いのではないでしょうか。今後は、事業の執行と経営の管理監督が連動することが、企業の競争力強化の重要な要素となります。さらに、特許のみならず無形資産全般でとらえた知財戦略の立案・遂行が、加速度的に企業価値を高めていきます。 本セミナーでは、知財ガバナンス研究会の全面的な支援を得て、幹事のHRガバナンス・リーダーズ フェロー 菊地 修 氏をお迎えし、シスメックス 知的財産本部 理事・本部長 井上 二三夫 氏と、ブリヂストン 知的財産部門長 荒木 充 氏と共に知財ガバナンスのあり方とその最前線を議論します。 知的財産部門は価値ある情報を司る戦略的な部門として、これを意味ある改革とするためにどのように思考し、アクションを取るべきなのでしょうか。政府でも成長戦略実行計画や知財推進計画2021で、知財投資・活用戦略を推進するためにガイドラインの策定を開始し、国家の変革を成す好機となってきたこの時期に行われる、企業価値を向上させる知財投資・活用戦略とは何か、どのように進めるべきか、産業・経済・業界を越えた対談にご期待ください。
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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