経済産業省の「スタートアップの力で社会課題解決と経済成長を加速する スタートアップ育成に向けた政府の取り組み 2023年4月」という資料の3頁「イノベーションを創出し、大きく成長するスタートアップは経済成長のドライバーとなる存在。 日本(TOPIX)と米国(S&P)における直近10年間の株式市場のパフォーマンスの推移」で、「GAFAMを除くと、日米の経済成長に大差はない」と書かれています。
「イノベーションを創出し、大きく成長するスタートアップは経済成長のドライバーとなる」ので、「GAFAMのようなスタートアップをどうやって生み出すのか」ということになるようです。 確かに、それも一つの考え方ではあると思いますが、以前このブログでもとりあげましたが、「知財投資・活用戦略の有効な開示及びガバナンスに関する検討会」の座長である加賀谷哲之一橋大学商学部教授の説明はちょっと違う説明だったようです。 様々なアプローチが必要でしょう。 https://twitter.com/Shuhei_Ohno/status/1648636502103183361 最近の経産省は良い資料たくさん作ってるんだけど、一番好きなスライドがこれ。 https://twitter.com/Shuhei_Ohno/status/1648636502103183361/photo/1 GAFAMを除くと、日米の経済成長に大差はないってやつ。 じゃあ、GAFAMをどうやって生み出すのかってことになるんだけど、実はそれは税制や融資制度や補助金じゃなくて、労基法を緩めることだと僕は思ってるんだけど https://twitter.com/KatoMasat/status/1633982710472654850 「GAFAMを除くと日米で成長率(株式市場のパフォーマンス)に差がない」らしい。でも、だから「高成長スタートアップが経済成長のドライバーということになる」と言うのはやや無理がないかな? スタートアップ育成に向けた政府の取り組み スタートアップの力で社会課題解決と経済成長を加速する 2023年4月 https://www.meti.go.jp/policy/newbusiness/meti_startup-policy.pdf 社会課題解決による企業価値向上への知財役割について 加賀谷 哲之 氏 一橋大学 商学部 教授 https://www.inpit.go.jp/content/100877353.pdf
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著者萬秀憲 アーカイブ
June 2023
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