2023年9月にソフトバンクGが1万件レベルで特許出願しているということでしたが、これまでに公開されたソフトバンクGの2023年9月出願が8,959件、2023年9月が優先日の出願が1,030件で、9,989件と1万件レベルで特許出願していたことがわかりました。 発明者数は6,850名。発明件数では、孫正義会長が2位でした。 2024年11月22日に開かれた産業構造審議会 知的財産分科会 第9回財政点検小委員会における特許庁の報告によれば、2024年7月、8月に特定のIT企業から1万件レベルの大量出願があったということですので、ソフトバンクGの第二の山の可能性があります。 ソフトバンクグループを含めた生成AI関連出願全体(11111件)を調べてみよう 2025年4月12日 https://note.com/ip_design/n/n504c0f9c5bb5 ソフトバンクの1053件の特許を調べてみよう(2025年4月9日公開分)︓おそらく最終回 https://note.com/ip_design/n/n88c1c5d28efd 4月に入って5000件以上公開:ソフトバンクの大量特許出願戦略 6/4/2025 https://yorozuipsc.com/blog/45000 産業構造審議会知的財産分科会 第9回財政点検小委員会 議事次第・配付資料 資料1:特許特別会計の財政運営状況等 https://www.jpo.go.jp/resources/shingikai/sangyo-kouzou/shousai/zaiseitenken_shoi/document/09-shiryou/siryo01.pdf 産業構造審議会知的財産分科会第9回財政点検小委員会議事録 https://www.jpo.go.jp/resources/shingikai/sangyo-kouzou/shousai/zaiseitenken_shoi/document/index/09_gijiroku.pdf P.6 今年度の上半期は、昨年9月に引き続きまして、7月、8月に特定の企業の大量出願がございました。それもありまして、年度の累計件数が前年度同期比でプラス0.6%と横ばいになっております。 P.12 スライドの12ページのグラフが気になりました。このグラフを見ると、2023年度は黄色というかオレンジのような色で9月が突出していて、2024年度の黄緑色の棒グラフも7月、8月がやや突出しているように見えるのですけれども、これは特定企業の特許出願による一時的な棒グラフの変化であって、特許庁全体の歳出入にはほとんど影響がないものと考えて良いのかというのが1点目の質問です。 ○小林委員長 では、まず1点目の質問について、事務局お願いします。 ○ 田岡総務課長 御指摘のとおり、昨年の9月と今年の7月、8月には特定企業からの大量出願が1万件とかそういう単位で出てきたわけでございますが、特許の出願料は14,000円でございますので、歳入へのインパクトはそれをかけ算した程度だと思います。 P.15 12ページ目の特許の出願件数の動向でして、特定企業の大量出願を除くとおおむね前年同様というような話でしたが、この出願主体についてはどうだったのかということ。例えば、長官もおっしゃいましたけれども、スタートアップとか大学とか、そういったところのイノベーションを期待したいというようなこともありましたが、この出願されている主体がどうなっているのかをもし御存じでしたら、御教示いただければと思います。 以上です。 ○ 小林委員長 では、事務局、お願いいたします。 ○ 田岡総務課長 まず先に後ろの方の、2問目の御質問の特許出願件数での特定企業、これは会社名は伏せさせていただきますけれども、AI関連の企業からの出願でございます。かなり大きな企業の大量出願があったということでございます。 Massive Patent Filings by SoftBank Disclosed It was previously reported that SoftBank Group filed patents on the order of 10,000 in September 2023. Now, it has been confirmed that 8,959 applications filed by SoftBank Group in September 2023 have been published, along with 1,030 applications with a priority date in September 2023—totaling 9,989 patent filings, which indeed aligns with the 10,000-level scale. The number of inventors involved was 6,850. In terms of the number of inventions, Chairman Masayoshi Son ranked second. According to a report by the Japan Patent Office at the 9th Subcommittee on Budget Review of the Intellectual Property Committee under the Industrial Structure Council held on November 22, 2024, a massive filing of around 10,000 applications from a certain IT company occurred again in July and August 2024. This may represent a second wave of filings from SoftBank Group. Your browser does not support viewing this document. Click here to download the document.
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著者萬秀憲 アーカイブ
April 2025
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