Paragraph. 編集するにはここをクリック.1月14日
昨年12月にリリースされたOpenAI の「ChatGPT o1」、「ChatGPT o1 pro」、Googleの「Gemini 2.0 Flash Thinking Experimental」、「Gemini 1.5 Pro With Deep Research」、すごく便利になった「NotebookLM」、Felo AI 3.0「パルチステップ検索エージェント」、Genspark「AIエージェント」など、生成AIの進化は驚くべきスピードです。 Googleの「Gemini 1.5 Pro with Deep Research」はGoogleのAI技術を活用したリサーチ特化型の新機能で、マルチステップ・リサーチ、大規模コンテキスト、ソースリンク付きレポート、チャット機能を備え、複雑な質問に対して自動で複数のサブトピックに分割して調査を実施し、Googleドキュメントで編集可能な包括的なレポートを自動生成します。 レベルの高い検索ができ、出典が明確な包括的なレポートが出来てとても便利です。 先週、「○○会社の成長戦略」、「○○会社の成長戦略における知的財産部門の貢献」というレポートを「Gemini 1.5 Pro with Deep Research」に作成指示し、作成されたレポートをブログで紹介しました。 「出来栄えは、各自ご判断いただければと思います。」としましたが、個人の感想としては、新入社員のレポートとしては十分な出来栄えです。今回は、検索計画に手を付けず実行しましたので、なぜこの情報が拾えないんだ、どうしてこのサイトに行きつかないのか・・・、不十分さが目についてしまいます。Deep Researchでは、自動で作成される検索計画を修正・追加することができますので、きちんとした検索計画に修正・追加すれば、公開情報を調べたプロ並みのレポートになります。 ただ、実務では、公開されていても有料だったり、会員しか入手できない情報や、編集しなければ使えない情報、非公開の情報があり、これらの情報がキーになることが多いこと、AIの推論レベルも平均的な人間レベルに達していないこともあり、プロのレポートとの違いは簡単には埋まりません。 とはいえ、数分でこのレベルの情報がまとまりますので、知財情報の開示という視点からは、外からは自社がこう見えるのかということで、知財情報開示の改善の方向が見えてくるのではないかと思います。
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著者萬秀憲 アーカイブ
February 2025
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