2月5日にオンライン配信で行われた日本弁理士会東海会開設日記念「知的財産セミナー2021~日本が誇る100年企業の知的財産戦略<未来へのヒントを探る>~の第4部 講演3「ブランド力の向上を目指したヤマハの知財活動」(16:10-17:00)講師 ヤマハ株式会社 技術本部 知的財産部長 小杉 直弘氏は、グループをあげてブランド力の強化と新しい価値の創造に取り組んでいるヤマハ(株)の知財部門が、事業部門や研究開発部門にどのように働きかけ、貢献しようとしているかについて紹介されました。
ヤマハ発動機とのハウスマークの共同の取り組みや、環境の変化に対する取り組みなど、興味深く聞かせてもらいました。 http://www.jpaa-tokai.jp/topics/detail_605_0_0.html 以下メモです。 ヤマハ(株) 世界唯一の『総合楽器』ブランド 音信号の入口から出口までをカバーする『音』の専門ブランド 中期経営計画 顧客・社会との繋がりを強化し、価値創造力を高める 経営ビジョン 「なくてはならない、個性輝く企業」になる ハウスマークの取扱い ヤマハ株式会社Yamaha Corporation ヤマハ発動機株式会社Yamaha Motor Co., Ltd.共同でブランド価値を向上(保全・管理) 新たな価値を創造する 技術× 感性で新た な 価値を創造する ヤマハの知財活動について 知的財産を用いて、ヤマハならではの製品・サービスを創る・護る ブランドを護る(棄損させない)・向上させる 知財管理の目的と知財部の責任 1.法令遵守 2.自社の知的財産の保護と活用 3.他者の知的財産権の尊重 4.知的財産を介した事業支援 知的財産部の責任 ・グループ全体の知的財産管理体制の構築 ・各グループ企業を支援・指導する責任 知的財産部の組織構成 IPアドミニストレーションG IPイノベーションG IPアナリシスG ヤマハにおける知財の重点課題
IPミックスの取り組み~ヤマハの個性を護る~ グランドピアノの形状 観客から見える 電気ギター 模倣品対策 現地販社やディーラーなどと連携して、世界各地で模倣品対策活動を推進 著作権 音楽を業として扱う者として他者の著作権を尊重することが重要 教育啓蒙や管理体制の見直し 社会貢献 知財でできる社会貢献 現場に寄り添い、アグレッシブな知財活動で事業貢献を https://ipforce.jp/articles/ipbj2018/yamaha 財産権の尊重(知的財産の保護) https://www.yamaha.com/ja/csr/fair_practices/property_rights/
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著者萬秀憲 アーカイブ
December 2024
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