• Home
  • Services
  • About
  • Contact
  • Blog
  • 初心者向講座 特許の読み方

​特許の読み方

特許の読み方(4) 進歩性

4/8/2020

0 Comments

 
進歩性は、特許を出願した時点を基準として、従来知られている技術と比べてその発明がどの程度進歩している(異なる)か、その分野の専門家が容易に発明できるか、ということで、判断されます。
 つまり、従来とは異なる、普通は考えないような構成があるか?(構成の困難性)、その構成によるメリット・効果があるか?(発明の効果)のふたつが、進歩性の判断要素となっています。
 進歩性に関しては、解説書を読めば読むほど、勉強すればするほど、進歩性がない例のオンパレードになっているため、アイデアが出てきても、こういうものは単なる組み合わせだから、単なる置き換えだから、と進歩性がない方向の話に向かうことが多いので気をつけましょう。
Picture
   .Aという要件が公知であり、Bという要件も公知である場合、公知のもの同士を組み合わせた場合(AとBを組み合わせた場合)に、AとBを組み合わせることが公知でなければ、新規性があるということになります。
   A+Bとする(AとBを組み合わせる)ことによるメリットがある(効果がある)場合には、進歩性をクリアできる可能性が高いと考えられます。
 登録公報を読むときには、新規性、進歩性について、特許庁の審査をクリアしたものだということを意識して、そのポイントを理解しておくことが必要です。
0 Comments



Leave a Reply.

    Author

    萬秀憲

    Archives

    September 2020
    August 2020

    Categories

    All

    RSS Feed

Copyright © よろず知財戦略コンサルティング All Rights Reserved.
サイトはWeeblyにより提供され、お名前.comにより管理されています
  • Home
  • Services
  • About
  • Contact
  • Blog
  • 初心者向講座 特許の読み方